ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
(株)アドライフ・堀本裕樹句会スタッフのうずらです。
今回は3/29(土)に二子玉川のカタリストBAで行われた
「カタリストBA句会」の様子をレポートしたいと思います。
カタリストBA句会は有難いことに、第四回目を迎えることができました!
ありがとうございます。
ゲストには元チャットモンチーでドラムを担当、
現在は作家・作詞家として活躍中の高橋久美子さんをお招きしました!
当日は兼題でもある「桜」がまさに見頃で、
天気もぽかぽかと暖かく、絶好のお花見日和でした~。

会場には句会が初めての方から経験者の方まで、
たくさんの方にお集まりいただきました。
カタリストBA句会は初めての方でも気軽にお楽しみいただけるイベントなんです!
どんな様子か早速レポートしたいと思います。
まずオープニングトークとして、主宰の堀本さんとゲストの高橋さんが対談。
和歌山出身の堀本さんと、愛媛出身の高橋さんとの間でまさかの「みかん論争」が勃発し、
会場は笑いにつつまれ一気になごやかなムードに。

続けて「選句」をしました!
テーブルの上には、参加者の俳句がプリントされた用紙が配布してあります。
その中から自分の好きな俳句を選んで、選句用紙(真っ白なコースター)にその番号を書いていただきます。
同じ「桜」をテーマにした俳句でも、人それぞれの個性が出ていて面白いんですよ~。
コースターはスタッフが回収・集計をして、会場の人気句ベスト5を割り出します。

集計作業を行っている間、堀本さん・髙橋さんが選んだ佳作・秀逸を発表しました!
どの句が選ばれるのか…ドキドキの瞬間です。
二人に選ばれた句の作者は、マイクを渡され、どのようなことをイメージして作品を作ったのか、
どんな気持ちを込めたのかなどを語ります。
まさに作者のイメージ通りに句が受け止められることももちろんありますが、
逆に全く違う風に解釈されたり、自分が想像していたよりさらに深くイメージをされたりと、
一句の世界がどんどん広がっていくのがとても楽しいんです!
句会の醍醐味のひとつですね!

堀本さんも高橋さんも関西人ということもあって、関西弁で
ボケとツッコミのような面白い会話が繰り広げられていました!(笑)
会場も終始笑い声にあふれ、とても楽しい雰囲気でした。
次に会場内での人気句を発表!
今回は特に良い句が多かったのか、票がばらけ、1位が二句出ました!
TOP賞の句会無料ご招待券は、二人の参加者の方々がゲットしました。
ここで休憩&おやつタイムをはさみます。
おやつは鯛夢楽のかしわ餅。ほどよい甘さが会場でも好評でした。

今回はみなさんに兼題の「桜」をテーマにした写真を送っていただき、会場で鑑賞しました。
なんと数十年前の二子玉川の写真もありました!
大正時代のドレスを着た貴婦人が優雅に二子玉川を楽しむ、情緒あふれる風景でした。
二子玉川って、昔からとても素敵な場所なんだなあと、みなさん感心していました。

そしていよいよ!堀本さんと高橋さんの特選が発表されました!
今日一番のドキドキ感でした…選ばれた方、本当におめでとうございます!
堀本さんの特選をとった方には、一般では手に入らないレアな俳句雑誌が贈られました。
高橋さんの特選をとった方への賞品もレアものばかり!
普通では手に入らない高橋久美子さんのグッズの数々が贈られました。
豪華な賞品たちも、カタリストBA句会の醍醐味のひとつです。

その後も参加者の句全てに触れながら、「こんな風にも解釈できるんじゃないか」、
「作者の説明を聞いたらますます句が面白い」など様々な意見が出て、
ひとつひとつの句がどんどん魅力的になっていくようでした。
俳句は受け取る側によって色んな見方があり、どれが必ず正解ということもないので、
初めての方でも自分なりの解釈で自由にお楽しみいただけます。

最後には高橋さんがご自身の詩集「太陽は宇宙を飛び出した」(FOIL)の中のお気に入りの詩を、
音楽とともに朗読してくださいました。
あたたかく、そしていきいきとした言葉たちに会場はつつまれ、
みなさん一つ一つの言葉の余韻を味わうように、高橋さんの朗読に聴き入っていました。
こうして今回のカタリストBA句会は大盛況のうちに幕を閉じました。
ゲストの高橋さんにとっては初めての句会だったそうですが、
作詞と俳句との相似点や、言葉を扱うお仕事をしている人ならではのコメントで
会場を楽しませてくださいました。本当にありがとうございました!
そして会場を一緒に盛り上げて下さった参加者のみなさまに、この場をかりて御礼申し上げます。
次回はさらに楽しい句会になるよう、スタッフ一同努力してまいります!
またカタリストBAでみなさまにお会いできるのを楽しみにしております!