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故郷の空蝉

空蝉(うつせみ)は夏の季語だが、
もちろん秋になっても
雨にも負けず風にも負けず、
木に頑張ってしがみついているものもある。

秋の空蝉である。

和歌山に帰省して、
紀伊風土記の丘を歩いていて、
いくつかそんな頑固な空蝉に出合った。

写真の空蝉などは、
山桃の木の葉っぱにしがみついていたのだが、
その葉っぱから引きはがそうとしても、
爪が葉を力強く抱え込んだまま、
どうしてもはがすことができなかった。

仕方なく葉っぱごとちぎって接写した。
100929.jpg

抜け殻なのに、
まだそこに生々しい命を感じてしまうのが不思議だ。

蛇の抜け殻のようにぺらぺらになるのでなく、
きっちりと蝉の幼虫の形のまま、
抜け殻として残るので、
そこに命をいっそう感じ取ってしまうのだろう。

また、「うつしおみ」が「うつそみ」を経て、
音が変化したものが「空蝉」といわれる。
だから、空蝉には蝉の意味と、
「この世に現に生きている人。この世」の意味もある。

枕詞の「空蝉」は、「世」「命」「人」などにかかる。

空蝉を見ると、
もののあはれを感じてしまうのは、
まさにそこに「この世」の象徴を見出だすからだろう。

1009292.jpg

ふるさとよ空蝉握りつぶしたる   裕樹
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帯文執筆は中上紀氏、
序文は鎌田東二氏。

プロフィール

堀本裕樹

Author:堀本裕樹
堀本裕樹(ほりもとゆうき)
1974年,和歌山県出身/國學院大学卒。俳誌「梓」同人。第2回北斗賞受賞(文學の森主催)。いるか句会・たんぽぽ句会主宰。俳人協会会員。池袋コミュニティカレッジ講師。実践女子学園生涯学習センター講師。角川庭園・すぎなみ詩歌館講師。「すばる」(集英社)にて、ピース・又吉直樹氏と連載中。「マネーポスト」(小学館)にて連載中。著書:「十七音の海 俳句という詩にめぐり逢う」。句集:「熊野曼陀羅」


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