Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://horimotohaiku.blog110.fc2.com/tb.php/46-06ea4d15

トラックバック

コメント

[C35] 承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

[C38] いいね!

熊野古道よいですね。参加あたわず残念ですがこの記事でまるで同行したような気がするのは堀本先生のてらいのない、表現の賜物。
  • 2010-12-13 05:02
  • 健一郎
  • URL
  • 編集

[C39] Re: いいね!

ご覧いただき、ありがとうございます。

ぜひ、次回はご一緒に熊野に行きましょう!
  • 2010-12-13 11:01
  • horimotohaiku
  • URL
  • 編集

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

熊野吟行(2)

熊野、二日目。
早朝5時30分に「二の滝」に向けて出発!

まだ、辺りはほの暗い。
Tさんに教えていただいた道を辿ってゆく。
山道に入ると、だんだん状況が険しくなってくる。
しかし、足がどんどん前へ前へと進む。

自分の呼吸音と、
いつもどこからか聞こえてくる沢の音、
滝の音、葉ずれの音、鳥の声、獣が走る音とが同化してゆく。

101121_4.jpg

寒暁の那智山にわが鼓動あり  裕樹


苔むした石や大樹の根は、
湿気を含んでとても滑りやすい。

足下と森が静かに荒々しく呼応し合い、
いつしか自分という肉体が森に溶け込んでゆく感覚。

歩く、歩く、歩く……。

途中、千年杉があるところで、
しばし立ち止まり、山と山の間に見える遠くの沖を見つめる。

沖の一線が、ハレーションを起こしたような紅に染まっている。
朝焼けがはじまっている。

後から、みんなが無事について来ているのを確認して、
また歩き出す。

ロープが山肌に張ってある細い山道。
一つ踏み外すと、かなり危険なところもある。

沢の音が高まってきたので、
「二の滝」は近いなと確信する。
Tさんの教えていただいた通りの道だから間違いない。

101121_7.jpg

二の滝の真白く冴ゆる女神かな  裕樹


突然、「二の滝」が姿を現した。
思わず、「あった! あったよ!!」と後ろに叫ぶ。
みんなも「すごい!」「来てよかった!」「おお~!」と、
それぞれ感嘆の声をもらし、そして静かに滝と向き合った。
辺りの空気は、清澄そのもの。
昨日、ぼくの親戚が差し入れてくれた、
めはり寿司を滝を眺めながら食べる。うまい。

101121_6.jpg
大きな倒木から、芽が出ていた。
まるで、「風の谷のナウシカ」のラストシーンのように。

まだ、帰りたくない気持ちが強かったが、
時間がないので引き返すことに。
「三の滝」は、また今度チャレンジすることにする。

無事に帰り着くと、
宿の朝飯もまたしっかり食べて、
Tさんの案内で三重塔へ。
三重塔から、絶景の那智の滝にしばし見取れる。

Tさんと別れてから、
西国一番札所・青岸渡寺へ。
青岸渡寺から那智の滝、飛瀧神社へ。
101121_3.jpg

冬の虹立ち上がらせよ那智の滝  裕樹


那智の滝を目の当たりにすると、凄まじい。
水が少なめではあったが、
滝壺の辺りには虹が立ちあがっていた。

滝そのものが御神体なので、
那智の滝に向かって柏手を打つ。

那智からタクシーに分乗して、
宿のある川湯温泉に向かう。
大村屋旅館に荷物を預け、
車をお借りしてすぐに熊野本宮大社へ。

本宮大社は子どものころから、
何度もお参りしている神社なので、なじみ深く懐かしい。

1011212.jpg

本宮大社をお参りした後は、歩いて大斎原(おおゆのはら)へ。
大斎原は、旧本宮大社跡地だ。
明治22年の洪水で社殿が流されるまで、
ここに本宮大社があった。

大斎原という空間は、特別である。
空気が違う。響きが違う。天の青さが違う。
鳥の声が妙に反響して聞こえてくるのだ。

沖縄のウタキに似ている。
境内がだだっ広く、何者をも受け入れる静謐な聖なる場所。

今回の熊野吟行は、ここに極まったといえるだろう。

太鼓鳴れ大斎原の冬の空  裕樹


応援していただける方、下記ボタンをぜひ押してください!
にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村

--------------------------
俳句初心者必見!楽しみながら17音を自由に泳ごう。
堀本裕樹・無料メルマガ「いるか通信」創刊!!
ご購読はコチラ→まぐまぐ!いるか通信ページ
--------------------------
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://horimotohaiku.blog110.fc2.com/tb.php/46-06ea4d15

トラックバック

コメント

[C35] 承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

[C38] いいね!

熊野古道よいですね。参加あたわず残念ですがこの記事でまるで同行したような気がするのは堀本先生のてらいのない、表現の賜物。
  • 2010-12-13 05:02
  • 健一郎
  • URL
  • 編集

[C39] Re: いいね!

ご覧いただき、ありがとうございます。

ぜひ、次回はご一緒に熊野に行きましょう!
  • 2010-12-13 11:01
  • horimotohaiku
  • URL
  • 編集

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

第一句集「熊野曼陀羅」

北斗賞受賞作含む302句収録

堀本裕樹初の句集が発売。
帯文執筆は中上紀氏、
序文は鎌田東二氏。

プロフィール

堀本裕樹

Author:堀本裕樹
堀本裕樹(ほりもとゆうき)
1974年,和歌山県出身/國學院大学卒。俳誌「梓」同人。第2回北斗賞受賞(文學の森主催)。いるか句会・たんぽぽ句会主宰。俳人協会会員。池袋コミュニティカレッジ講師。実践女子学園生涯学習センター講師。角川庭園・すぎなみ詩歌館講師。「すばる」(集英社)にて、ピース・又吉直樹氏と連載中。「マネーポスト」(小学館)にて連載中。著書:「十七音の海 俳句という詩にめぐり逢う」。句集:「熊野曼陀羅」


horimotoyukiをフォローしましょう

horimotosite_bnr1.jpg

「マネー五七五」募集中

小学館マネーポスト連載企画「マネー五七五」
fxdd
第十一回2013年10/31まで投句募集中

投句イベント

ツイッター

ブログランキング

堀本裕樹メールマガジン

いるか通信バナー

著書

堀本裕樹おすすめ書籍

一冊で季語がまるわかり。俳句を始める方の必須本です。
20週で俳句が作れるようになる一冊。千堀お奨め!

最新トラックバック

検索フォーム

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。