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[C51] No title

句会では楽しいひとときをありがとうございました。
初めての経験で、舞い上がってしまったなーと
あとから冷や汗しきりです(笑)
いただいた評を励みに今後も精進したいと思います。
  • 2011-04-08 01:10
  • よもぎ
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[C53] Re: No title

こちらこそ、ありがとうございました。
おかげさまで、第一回目のたんぽぽ句会、楽しくできました。
また、遊びに来てくださいね。

ご指摘いただいた部分、修正しました。
ありがとうございました。
  • 2011-04-08 10:40
  • horimotohaiku
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第一回たんぽぽ句会

3月31日、
二子玉川の万巽(まんそん)カフェにて、
第一回たんぽぽ句会を開催した。

万巽カフェは、季節感あふれる自然食を提供している、
マクロビオティックの落ち着いたカフェ。

IMG_9049.jpg
今回のディナーセット。すべて、体にやさしい野菜ばかり。


たんぽぽ句会は、美味しい料理と俳句と
毎回、ぼくがセレクトする音楽で、
楽しんでいただこうというコンセプトで、
新しく立ち上げた句会である。

今回、ぼくが選んだアルバムは、
ジャズボーカリスト・鈴木重子さんの『MY BEST FRIENDS』。
このアルバムは、ジャズの枠を超えた選曲が素晴らしい。



ぼくの好きな収録曲は、
1、イフ
3、花
7、君の友だち
8、浜辺の歌
10、アメイジング・グレイス

など、なかなかしっとりしたナンバーが揃っている。

では、堀本裕樹選の特選と秀逸について触れる。


春風や新しき香身にまとひ  小桃

今回、唯一の特選。
季語は「春風」、兼題であった。

春風と新しき香(こう)の取り合わせが新鮮。
香は香水ではなく、衣服に焚きしめる香と解釈したい。
どこへ出かけるのかは語られていないが、
何か新しいことを始めるような高揚も感じられるし、
これから行く場所や会う人への期待感なども読み取れる。

春風のなかを歩きながら、
香りが流されてゆく艶も漂っていて、まさに春を感じさせる一句。


春風だかちかちのはちみつ皆でこそぐ  章

秀逸の一句。
口語体で字余りだが、面白い句だと思った。
「春風だ」、の「だ」が「や」の役割を担い、
ここで少し切れると解釈した。

「かちかちのはちみつ」をみんなでこそいでいる状況に、
明るいおかしみがあると思ったのだが、
作者に聞いてみると、食べる物がなくて、
皆ではちみつをこそいでいる暗い情景だという。

なるほど、俳句とは本当に解釈がずれるものだ。
そして、このずれが楽しいのである。


画用紙と桜咲くのをじつと待つ  ひとみ

秀逸の一句。
季語は「桜」だが、
この句の場合、桜が咲く前の「春」と考えたほうが良さそうだ。

真っ白な画用紙だろう。
その画用紙を前にして、桜が咲くのをじっと待っているのだ。
無機質な画用紙とともに、桜を待っているとはどういうことか。
ここには、物語が隠されている。

たとえば、
子どもが画用紙に何か描き始めるのをじっと待つ母親であったり、
また作者が画用紙に向かい、なかなか描く絵が出てこずにいる。
描きたい絵を象徴的に「桜咲く」といっているとする解釈もできる。

自らの心にも自然のなかにも、桜を待ちわびる気持ちが表れている一句。


シトリンのごとくたなびく春霞  優子

秀逸の一句。
季語は「春霞」。

シトリンは注釈がついていたのだが、「黄水晶」のこと。

少し黄色みを帯びた水晶のように、
春の霞がたなびいているという風景だ。
鉱物であるシトリンを、気体である霞に譬えたところが面白い。
まるで、シトリンが溶けてたなびいているようだ。

原句のままでもいいのだが、
「たなびく」という言葉が少し気になった。

たとえば、
「シトリンのごとくに春の霞かな」というふうにもできる。
「たなびく」は、「春霞」の本意に含まれていると考え、
「たなびく」を省略して、下五を「かな」止めにするのも一案だろう。


だしぬけにこの人と知る春の風  よもぎ

秀逸の一句。
季語は「春の風」。

「だしぬけに」という上五に勢いがあり、
一気に読ませる面白みと物語性を兼ね備えている。

中七の「この人と知る」の「この人」も、
読み手にさまざまな想像を働かせるうまさがある。

急にこの人だ!という直感が舞い降りた。
下五の「春の風」が、いい人に巡り会ったのだなあという
示唆を与えてくれている。
「春の風」が向日的に効いているのだ。


さて、ご参加いただいた皆さんには、
句会・料理・音楽と楽しんでもらえたようで、
主催者側としても、うれしいかぎりだった。

tanpopo0408


次回の「たんぽぽ句会」は、4月21日(木)

兼題は、
1、春の夜
2、遠足
3、自由題

詳しくは、同ブログの告知記事をご覧いただきたい。

ではまた、万巽カフェでお会いしましょう!

石蹴りの石を大事に春の風  裕樹


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[C51] No title

句会では楽しいひとときをありがとうございました。
初めての経験で、舞い上がってしまったなーと
あとから冷や汗しきりです(笑)
いただいた評を励みに今後も精進したいと思います。
  • 2011-04-08 01:10
  • よもぎ
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[C53] Re: No title

こちらこそ、ありがとうございました。
おかげさまで、第一回目のたんぽぽ句会、楽しくできました。
また、遊びに来てくださいね。

ご指摘いただいた部分、修正しました。
ありがとうございました。
  • 2011-04-08 10:40
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Appendix

第一句集「熊野曼陀羅」

北斗賞受賞作含む302句収録

堀本裕樹初の句集が発売。
帯文執筆は中上紀氏、
序文は鎌田東二氏。

プロフィール

堀本裕樹

Author:堀本裕樹
堀本裕樹(ほりもとゆうき)
1974年,和歌山県出身/國學院大学卒。俳誌「梓」同人。第2回北斗賞受賞(文學の森主催)。いるか句会・たんぽぽ句会主宰。俳人協会会員。池袋コミュニティカレッジ講師。実践女子学園生涯学習センター講師。角川庭園・すぎなみ詩歌館講師。「すばる」(集英社)にて、ピース・又吉直樹氏と連載中。「マネーポスト」(小学館)にて連載中。著書:「十七音の海 俳句という詩にめぐり逢う」。句集:「熊野曼陀羅」


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