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第三回たんぽぽ句会

5月19日、
二子玉川の万巽(まんそん)カフェにて、
第三回たんぽぽ句会を開催した。

今回のマクロビオティックのディナーは、
以下のメニューでした。

IMG_9257.jpg

◆オートミールと野菜餃子
◆大根とお揚げの煮物
◆青菜のゴマだれ和え
◆旬野菜サラダ
◆酵素玄米
◆お汁もの
◆お漬物
◆おしるこ

どれも美味しかったのですが、
中でも、オートミールと野菜餃子は絶品!

そして毎回、ぼくがセレクトする音楽。
今回は、ドイツ出身のピアニストのウォルター・ラング・トリオのアルバムで、
『アクロス・ザ・ユニバース ~ ビートルズソングブック』。
2002年7月、スイスで録音された。





すべてビートルズのカヴァーで構成されたアルバムで、
ビートルズファンにとってもたまらない出来となっている。
このトリオがビートルズをどう解釈して、アレンジしているかが聞きどころ。
ぼくが好きなのは、
4曲目「イエスタディ」
6曲目「ヒア、ゼア・アンド・エヴリホエア」
11曲目「アクロス・ザ・ユニバース」など。

さて、堀本裕樹選の特選について触れる。


ハンカチの金の縫ひ取り雨あがる  陽子

季語は「ハンカチ」で、夏。
今回の兼題であった。

ハンカチそのものを描写して、思いの深い一句となった。
ハンカチに金の縫い取りがあるというが、
何の縫い取りなのかは、一句の中では語られていない。
花の刺繍なのか、イニシャルなのか、それは読者に想像が委ねられている。

下五の「雨あがる」という措辞もいい。
縫い取りに込められた物語が、「雨あがる」によって、
ハッピー・エンドへ導いているようだ。
品のある思い入れの強いハンカチが目に浮かんでくる。


板前の腕夏めく切り子かな  厚子

季語は「夏めく」で、夏。
今回の兼題であった。

腕は(かいな)と読ませるのだが、
「板前の腕」をまずクローズアップでもってきて、
その後、切り子を見せる描写はたいしたものである。
読み上げるときは、「板前の腕」で軽く切れが入るから半拍置く。

「切り子」も夏の季語なのだが、
この場合の主たる季語は「夏めく」だ。
「夏めく切り子」といわれると、眩しさを感じる。
そして、切り子に注がれるのは、やはり冷酒だろう。
酒もいい器で飲むと、よりおいしく味わえるというもの。


藤垂れて蛇身のごとき女体かな  奈津実

季語は「藤」で、春。

作者らしい情念の深い一句である。
上五の「藤垂れて」の描写から、
おのれの女としての身体に眼を移してゆく中七・下五への転換が、
生々しさをともなって、読む側に迫ってくる。

藤が垂れ下がっている状態から、
自分の内側に眠る蛇のような本性に気づかされ導きだされたのである。
いつも女の本性を深く見つめようとする作者であるが、
これからも臆せずに自分の句風を追究してほしい。


今回の秀逸

まつさらな白なり我もハンカチも  奈津実
慣れぬ手でハンカチ渡す男をり   ひとみ
夏めきて大樹の翳の揺るぎなし   厚子
とりどりのハンカチごとの恋模様  土鳩
夏めくやほつたらかしの感受性   陽子


IMG_9357.jpg

以上、選評を終えるが、
初心者と経験者の入り交じった句会なのだが、レベルが上がってきた。
佳作・秀逸に関しては、次の作句への励みにもしてもらいたいので、
少し甘めに選をしている。

次回の「たんぽぽ句会」は、6月24日(金)

兼題は、
1、夏の日
2、水鉄砲
3、自由題

詳しくは、同ブログの句会情報の告知記事をご覧ください。

初心者大歓迎!!
料理、音楽、句会の三位一体のゆったりした時間を、
万巽カフェの癒しの空間で過ごしてみませんか?

ハンカチに葉山の貝と砂すこし  裕樹


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第一句集「熊野曼陀羅」

北斗賞受賞作含む302句収録

堀本裕樹初の句集が発売。
帯文執筆は中上紀氏、
序文は鎌田東二氏。

プロフィール

堀本裕樹

Author:堀本裕樹
堀本裕樹(ほりもとゆうき)
1974年,和歌山県出身/國學院大学卒。俳誌「梓」同人。第2回北斗賞受賞(文學の森主催)。いるか句会・たんぽぽ句会主宰。俳人協会会員。池袋コミュニティカレッジ講師。実践女子学園生涯学習センター講師。角川庭園・すぎなみ詩歌館講師。「すばる」(集英社)にて、ピース・又吉直樹氏と連載中。「マネーポスト」(小学館)にて連載中。著書:「十七音の海 俳句という詩にめぐり逢う」。句集:「熊野曼陀羅」


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